ノイズリダクション

この高度なフィルタは、オーディオクリップにある不用なノイズを軽減します。フィルタは、クリップ内のノイズ状態の変化にダイナミックに反応します。選択するプリセットでは、順応性アルゴリズムを開始する地点が指定されています。

ノイズリダクション微調整パラメータを調整して、結果をより向上させることができます。新しい設定がオーディオクリップのエフェクトとして設定されるには約 1 秒かかります。このため、オーディオが向上したかどうかを確認する場合は、少量の変更を加えてから短時間待機するようにしてください。

Pinnacle Studio image001 ノイズリダクション

ノイズリダクション:ビデオカメラを屋外で使用し、出演者がマイクから遠くにいるような場合には、ソースのノイズが非常に高くなり、ビデオカメラの内部ノイズをさらに悪化させ、耐えられないレベルに増幅されることがあります。ただし、テープの撮影時にビデオカメラのライン入力に接続したラペルマイクを使用している場合は、ソースノイズが非常に低くなります。このコントロールを調整して、実際の信号のノイズ状態に合わせることができます。

微調整:これは、使用するクリーニングの量を制御します。ノイズが高い場合にはすでに排除されているため、ノイズリダクションのレベルが低い場合にのみ必要となります。

自動調整:このオプションを選択すると、クリップのノイズのタイプや両を変更し、フィルタが自動的に調整されます。[微調整] は、[自動調整] が有効なときは使用されません。

風の削除:このチェックボックスは、オーディオクリップで風のノイズと同じような不必要な背景の音を軽減するフィルタに連動しています。

注:ノイズリダクションフィルタは、幅広い素材に適用できますが、すべての問題を解決できるとは限りません。結果は、オリジナルの素材や問題のレベルや特性によって異なります。

ノイズリダクション