オーディオクリップの仕組み

タイムラインのオーディオクリップは、複数の部分に分かれています。クリップの境界は、垂直のバーで示されます。また、実際の音声の内容が波形のグラフで示されます。

Pinnacle Studio 288 waveform graphs オーディオクリップの仕組み

3 つの隣り合ったクリップから得た波形グラフ。

波形グラフにより、サウンドの特性が示されます。静かなサウンドは、波形が狭く、クリップの中央線に寄っています。大きなサウンドは、大きなピークと谷を持つ波形で、クリップの境界に達することがあります。車のエンジン音などの連続音は、多くのパルスが近接しているグラフになります。断続的なサウンドでは、短いパルスが音のない部分で分割されています。音のない部分は、波形が水平線になります。

調整ライン

オレンジ線は音量ラインで、トラックやクリップに施した音量の変化を視覚的に示しています。音量をまったく調整していない場合には、このラインが 3/4 の部分にまっすぐ引かれています。これは、「ゼロゲイン(0 dB)」レベルで、クリップのオリジナルボリュームが増減されていない場所になります。

トラック全体のボリュームを増減すると、音量ラインは水平に維持されますが、ゼロゲインの基本レベルから上下します。

最後に、クリップの途中で音量を調整した場合には、この線は、音量調整ハンドルで結ばれた傾いた線分の集まりになります。

Pinnacle Studio image002 オーディオクリップの仕組み

波形グラフやバランスおよびフェードの調整ラインとは異なり、ボリュームの調整ラインは、対数でスケールされています次を参照。感知されるボリュームは、オーディオ信号の強度に対して対数で変化するため、この機能では、調整ラインを使って実際に聞こえるサウンドをより正確にモデルすることができます。たとえば、上向きの傾斜ラインセグメントは、開始から終了レベルに向かってスムーズに安定してフェードアップします。

緑のステレオバランスライン赤の前後バランス「フェード」ラインは、音量ラインと同じように動作しますが、これらのラインでは中央位置がクリップの垂直中央位置になり、調整スケールがリニアとなります。

ステレオのバランスラインを上げると、オーディオクリップの出力が聴取者の右側にずれ、ステレオバランスラインを下げると出力が左側にずれます。同様に、フェードラインを上げると、クリップがリスナーから遠ざかり、下げるとクリップがリスナーに近づきます。

[音量] と [バランス] ツール ツールがサラウンドモードになっている場合にのみ、クリップのフェードラインを表示して、編集することができます。ライン調整の効果は、システムでサラウンドサウンド再生が利用できる場合にのみプレビューできます。

現在表示されている 3 つの調整ラインを選択するには、オーディオクリップを右マウスボタンでクリックして表示するコンテクストメニューを使います。

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利用状況: サラウンドサウンドは、Studio Plus のみでサポートされます。

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