[ナレーション] ツール
Studio では、電話をかけるのと同じくらい簡単にナレーションを録音できます。[ナレーション] ツールを開いて、[録音] をクリックし、マイクに向かって話すだけです。言葉と画面上の動きが合うように、再生されたムービーを見ながらナレーションを入れることもできます。また、このツールを使って、マイクを通して周辺の音や独自のサウンドエフェクトをすばやくキャプチャすることもできます。
[ナレーション] ツールを使って音声を録音するには、PC のサウンドボードの入力ジャックに、あらかじめマイクを接続しておく必要があります。また、ムービーウィンドウに、少なくとも 1 つのビデオクリップが存在していなければなりません。
まず、ムービーのビデオシーンを見て、ナレーションを入れる場所を決定します。用意ができたら、[ナレーション] ツールを開きます。上図の左上にある黒い長方形である録音ランプが点灯していないことを確認します。
次に、ムービーウィンドウのタイムラインで開始点を選択します。開始点を選択するには、クリップを選択して、ムービーを再生し、好みの位置で停止します。または、タイムラインスクラバ動かして選択することもできます。
マイクを使いやすい場所に置き、録音のテストを行って録音レベルを確認します(下記の「ナレーションのレベル」を参照)。レベルを調整した後で、[録音] ボタンをクリックします(ボタンが [停止] ボタンに切り替わります)。数秒後に録音ランプが「スタンバイ」に変わり、3、2、1 というカウントダウンが開始されます。
録音ランプが「録音中」に変わったら、プレーヤでムービーの再生が開始され、ナレーションを録音します。
録音が終了した時点で、[停止] ボタンをクリックします。録音ランプが消え、ナレーションのクリップが自動的にサウンドエフェクト / ナレーショントラックに配置されます。クリップを選択してから [再生] ボタンをクリックして、クリップを確認します。
ナレーションクリップの録音レベルは、ナレーションを作成しているときに設定され、後で変更することはできません。ただし、再生の音量はいつでも調整できます。録音レベルは、[ナレーション] ツールにある [録音レベル] スライダと、それに付随するレベルメーターで設定します。
このメーターを見て、録音レベルが高すぎたり低すぎたりしないように監視します。このインジケータは、緑(0~70 % の変調)から、黄、赤へと色を変えます。一般に、オーディオのピークが黄色(71~90 %)に収まり、赤(91~100 %)に出ないようにします。
Studio のセットアップダイアログには、録音の構
成と品質に影響する複数の設定が含まれています。詳しくは、ここをクリックしてください。
ナレーションの録音品質オプションにアクセスするには、メインのメニューバーから、[セットアップ] Ø [ビデオとオーディオのプリファレンス] を選択します。
このダイアログの [マイク] ドロップダウンリストは、マイクを特定のサウンドカードに接続する複数の方法を一覧表示します。リストのエントリは、NVIDIA® サウンドカードを使用しているシステムでは次のようになります。
リストから接続方法を選択してから、その方法でマイクを接続します(マイクまたはラインインなど)。
このオプションダイアログにある、[チャンネル] および [サンプリングレート] の調整では、ナレーションを含む録音音声の品質を制御します。必要と思われる最高の品質を設定します。ただし、品質を上げるとより多くのディスク容量が必要となることに注意してください。