テキストスタイルコントロール
テキストスタイルコントロールは、タイトルエディタの編集ウィンドウの右上にある、ワープロソフトウェアでよく使用するコントロールです。これらのコントロールが適用されるのは、選択しているテキストと、新しく入力されたテキスト(設定が再度変更されるまで)となります。
左の 3 つのコントロールは、フォントスタイルボタンで、それぞれ、太字、斜体、下線スタイルを選択するのに使います。
通常の操作とは異なり、下線スタイルのボタンは、テキストだけでなくどのようなオブジェクトにも適用できますので、試してください。これにより、長方形、楕円、画像などの、グラフィックオブジェクトから作られたボタンを、下線で強調するような使い方が可能になります。
4 番目のボタンは、テキスト書式オプションのポップアップメニューを開きます。このクラスタの他のコントロールは、個々の文字の外観を制御しましたが、このメニューのオプションは、テキストボックス全体のテキストに適用されます。
3 つの文字揃えオプション(左、中央、右)は、ボックス内のテキストの配置に影響します([オブジェクトの位置揃え] メニュー の機能で操作されるボックス自体の位置には影響しません)。
[表示サイズに縮小する]、[表示サイズを合わせる]、[ワードラップをオンにする]、[ワードラップをオフにする] の 4 つは、テキストボックスのサイズを変更したときに、テキストがどのように扱われるかを決めます。[ワードラップをオンにする] は、新規のテキストボックスのデフォルトで、ボックスの大きさを変えると、その中のテキストが、新しいボックスの幅に合わせてワードラップし直されます(この結果、テキスト自体の高さが変わった場合には、この高さによりボックスの高さが決まります)。[ワードラップをオフにする] は、まず、すべての「ソフト」改行(ワードラップのために挿入された強制改行)を取り除いてから、テキストが入るだけの幅にボックスを広げます。このテキストボックスに、さらに文字を入力すると、自動的に [ワードラップ] モードがオンになります。
[表示サイズを合わせる] を使うと、テキストボックスのサイズ変更時に、ボックスの幅と高さに合わせてテキストも拡大または縮小されます。[表示サイズに縮小する] では、ボックスが縮小されない限り、テキストサイズは元のまま維持されます。ボックスが縮小された場合は、テキストは [表示サイズを合わせる] と同じ方式でサイズ変更されます。[表示サイズを合わせる] と [表示サイズに縮小する] の両コマンドでは、テキストの改行位置が変更されることはありません。
[フォント] ドロップダウンリストとフォントのサイズ選択ボックスが、テキストスタイルのコントロールグループの最後のコントロールです。