アルバムからのメニューの使い方
アルバムの [ディスクメニュー] セクションには、特定の行事や、オーサリングスタイル、チャプタ数などに合わせてデザインされた、さまざまなメニューが集められています。各メニューには、背景画像、タイトル、チャプチタボタンのセット(サムネイルフレームの空間つき)、[次のページ] および [前のページ] ボタンが含まれています。
メニューによって、ページあたりのチャプタボタンの数が異なるため、メニューを選択する場合は、扱うクリップの数を考慮します。一般に、ユーザーにとっては、少ないボタンを持つページが多数あるよりも、多くのボタンを持つページが少数あるほうが便利です。
編集中には、メニューに付属しているすべてのボタンを見ることができますが、再生中に見ることのできるのは、リンクを割り当てたボタンだけです。
ボタンの少ないメニューでは、キャプションのための空間が広くなります。ボタンの多いメニューでは、キャプションが短縮されたり、省略されることが多くなります。キャプションが必要かどうか、必要な場合は簡単なもの(「第 1 章」など)か説明的なもの(「ケーキのカット」など)かという点を、オーサリングのスタイルやムービーの内容によって判断します。
VCD および SVCD フォーマットでは、リモコンの数字キーを使ってチャプタを数字で選択しなければなりません。このため、これらのフォーマットでオーサリングする場合は、チャプタ番号を含むボタンキャプションを提供することが普通です。
メニューを [アルバム] からドラッグして、ビデオトラックやタイトルトラック上にドロップする際には、タイムライン上でメニューの右側にあるすべてのビデオクリップに、自動的にリンクを生成するかどうかを選択できます。必要に応じて複数のクリップをチャプターで組み合わせ、指定した最小のチャプター長を利用することができます。
リンクの自動作成は、ディスクメニューでリンクを作成する最も速い方法ですが、オーサリングの状況によっては、使用したくない場合もあります。確認ダイアログで [今後表示しない] チェックボックスを選択すると、その後にメニューをドラッグしたときに、[はい] または [いいえ] の応答がデフォルトの操作となります。デフォルト操作を設定する、または [プロジェクトプリファレンス] オプションパネルの [ディスクメニューを追加する場合] で確認ウィンドウの表示を行うように設定できます。
自動リンク機能を使わずに、チャプチャリンクを手動で作成するには、追加する各ビデオクリップのポップアップコンテキストメニューにある [ディスクチャプター] コマンド、またはディスクメニューの [クリップのプロパティ] ツールにある [チャプターの設定ボタンを使います。