クリップのプロパティツールを使ったトリミング
[ツールボックス] Ø [クリッププロパティの修正] メニューコマンドは、選択しているクリップの [クリップのプロパティ] を表示します。すべてのトランジションのタイプで、このツールを使って、コントロールをプレビューできます。さらに、次の 2 つのプロパティを設定できます。
· トランジションの長さを設定するには、時間カウンタで値を変更します。トランジションの長さは、両隣のクリップより、最低 1 フレームは短くなくてはなりません。
· [名前] フィールドを使うと、クリップに Studioがデフォルトで割り当てた名前のかわりに、カスタム名を割り当てることができます。[名前] フィールドは、全タイプのクリップに対する [クリップのプロパティ] ツールにも提供されています。クリップの名前は、[ムービー] ウィンドウの [テキスト] 表示で使用されます。また、[ストーリーボード] 表示で、クリップの上にマウスが移動した際のポップアップテキストとして表示されます。
トランジションエフェクトの多くは、トランジションの動きを逆にする「方向反転」オプションに対応しています。たとえば、これにより、ロータリー ワイプで、時計回りと反時計回りの両方の動きが可能になります。現在のトランジションで反転オプションに対応している場合は、このツールの [反転] チェックボックスが有効になります。
HFX Creator アプリケーションを購入した場合は、Hollywood FX トランジションの [クリップのプロパティ] ツールで [編集] ボタンをクリックして、Studio 内からこれを開くことがでいます。HFX Creator は、多くのオプションを備えた外部編集プログラムです。詳しくは、付属のマニュアルを参照してください。
クリップのプロパティツールでは、ビデオクリップのプレビューコントロールにたコントロールがトランジション用にも提供されています。
2 つのプレビュー領域には、出て行くクリップの最後のフレーム全体と、入ってくるクリップの最初のフレーム全体が表示されています。[時間] フィールドを編集すると、このプレビューフレームも更新されます。
トランスポートコントロールを使うと、[プレーヤ] の中で、トランジション効果をプレビューすることができます。フレームごと、または標準速度を使ったプレビューも可能です。[ループ再生 / 一時停止] ボタン をクリックすると、トランジションが標準の再生速度で繰り返し再生されます。
カウンタ (および関連付けられているジョグボタン) やスクラバーを使うと、トランジション内の好きな場所に直接移動することができます。