シーンの検出
自動シーン検出は、Studio の主な機能の 1 つです。Studio では、キャプチャ処理をすすめながら、ビデオの切れ目として自然な部分を自動的に検出し、それをシーンに分割します。また、アルバムのビデオシーンセクションには、検出されたシーンごとに新しいアイコンが作成されます。
自動シーン検出がキャプチャと同時進行で行われるか、キャプチャ終了直後に行われるかは、使用中のキャプチャデバイスによります。
シーン検出の設定は、 [キャプチャソース] オプションパネル ([セットアップ] Ø [キャプチャソース]) 中にある、[ビデオキャプチャの内容で検出] オプションで変更できます。シーン検出オプションは、ビデオソースのタイプにかかわらずすべて有効というわけではありません。現在の設定に適用されないオプションは、ダイアログ中でも無効になっています。
シーン検出オプションには、以下の 4 つがあります。
· 撮影日時で検出:このオプションは、DV ソースからのキャプチャでのみ有効です。Studio では、キャプチャ中にテープ上のタイムスタンプデータを監視し、タイムスタンプが連続していない箇所を見つけるたびに新しいシーンを開始します。
· ビデオの内容で検出:Studio がビデオの内容の変化を検出して、画像に著しい変化が生じるたびに新しいシーンを作成します。この機能は、照明が安定していないとうまく動作しないことがあります。たとえば、ナイトクラブの中でストロボ撮影したビデオなどは、ストロボが焚かれるたびに新しいシーンが作成されてしまう可能性があります。
· 指定した時間で検出:Studio は、ユーザーが選択した間隔ごとに新しいシーンを作成します。この機能は長い一連の映像を分割するときに役立ちます。
· スペースキーを押して手動でシーンを作成:キャプチャ処理全体を眺めながら、シーンを区切る場所を自分で決めたい場合には、このオプションを選択します。キャプチャ中にシーンを区切りたい場所でスペースバーを押します。