SmartMovie ミュージックビデオツール
ミュージックビデオの作成は、多彩な編集機能の備わった Studio を使っても大変な作業となります。音楽とビデオが正しく再生されるように、数多くの短いクリップをサウンドドラックに合わせて注意深く組み合わせる必要があります。
Studio の SmartMovieツールを使うと、ダイナミックでビートに同期したミュージックビデオを瞬時に作成することができます。ミュージックビデオには、任意のビデオと音楽の組み合わせを利用できます。
スライドショーも作成することができます。SmartMovie は、静止画像から選択したスタイルでミュージックを同期させてインスタントスライドショーを作成することができます。
SmartMovie ツールでは、簡単な手順を追った指示により、作成処理をガイドします。操作を開始するには、含めるビデオシーンや静止画像をアルバムで見つけ、ムービーウィンドウにそれらをドラッグします。
ヒント:ムービーウィンドウのタイムライン表示は、オーディオクリップを使用する場合にお勧めします。
ビジュアルを表示した状態で、SmartSound、オーディオ CD、またはデジタルミュージック(wav、mp3)クリップを背景のミュージックトラックに追加します。クリップの長さは、使用するビジュアル素材の量ではなくミュージックビデオの長さを決定します。ビジュアルのマテリアルが十分でない場合には、SmartMovie は要求された時間に合わせるため、ビデオクリップや画像を複数回使用します。逆に、曲の長さ以上のクリップや画像がある場合は、余分のクリップや画像は省かれます。
例外:[全ての画像を使用する]オプションをチェックした状態でスライドショーを作成する場合(下記参照)は、ミュージッククリップの長さではなく、用意した画像数によりプロジェクトの終了時間が決まります。
SmartMovie ツールウィンドウの上部にあるドロップダウンリストから [スタイル] を選択します。ミュージックビデオとスライドショーの両方のプロジェクトでさまざまなスタイルを使用することができます。.
スタイルリストをスクロールすると各スタイルの概略説明がステータスバルーンに表示されます。
ビデオスタイルでは、ビデオ映像の開始の長さがサウンドトラックの長さの約 2 倍にすると最高の結果が得られます。各スライドショーのスタイルには、画像の数と音の長さの理想的な比率があります。ステータスバルーンは、正しい比率にするための手引きを提供します。
初めの順番に関係なくビジュアル素材をランダムに使用するには、[クリップをランダムで使用する] を選択します。このオプションは、スタイルによってはデフォルトになっています。最終の作品に比較的統一した外観を与えますが、連続的な流れを犠牲にする傾向があります。
プロジェクトに追加した全ての静止画像を音楽の長さに関係なくすべて使用する場合は、[全てのイメージを使用する]をチェックします。Studioは、選択された画像数に合うようにミュージッククリップを繰り返すかトリムします。 注: [全ての画像を使用する]オプションは、SmartMovieのスライドショーにのみ影響し、ミュージックビデオには影響しません。
[相対ボリューム] スライダは、ほかのオーディオトラックに対するバックグラウンドミュージックトラックのボリュームを調整します。最終のビデオでミュージックトラックのみを聞きたい場合は、スライダを一番右に動かします。
最後の構成手順では、オープニングおよびエンドクレジットタイトルに使用するテキストを入力します。テキスト行は、2 つのフィールドから構成されます。Tab および Shift+Tab キーを使って、左右のフィールド間を移動します。
最後に、[ムービーの作成] ボタンをクリックして、Studio でムービーを作成します。
キャプチャモードからSmartMovie を使用する
Studio は、ビデオをキャプチャしている状態から直ぐに SmartMovie ツールにジャンプすることができます。このオプションを使用するには、通常どおり、キャプチャを実行して、キャプチャ開始ダイアログの適応するボックスにチェックします。