フレーム取り込みツール

Pinnacle Studio 223 video tool icon   frame grabber フレーム取り込みツール[フレーム取り込み] ツールは、プレーヤと組み合わせて使います。ツールにアクセスするには、ツールボックスを開いて、[フレームの取り込み] ボタンをクリックします。

プレーヤに使いたいフレームが表示されるまで、ムービーまたはソースビデオを再生してから、[保存] ボタンをクリックします。取り込まれたフレームは、ツールのプレビュー領域に表示されます。これで、フレームをムービーに追加する、またはディスクにファイルとして保存することができます。

Pinnacle Studio image002 フレーム取り込みツール

ムービーからの取り込みモードでフレーム取り込みツール。外部ソース(ビデオカメラなど)から取り込む場合は、ビデオカメラコントローラが表示されます。DV 機器を使っている場合は、ツール内からソースのテープをナビゲートすることができます。

ソース:フレーム取り込みのソースを選択するには、ツールの上部にある [ムービー] ボタンまたは [カメラ] ボタンのどちらかをクリックします。ここでビデオカメラを選択すると、フレーム取り込みでは、キャプチャソースオプションパネル、または、キャプチャフォーマットオプションパネルで設定した現在のビデオソースを使用します

: カムコーダからのフレームの取り込みは HDV 装置でサポートされていません。

トランスポートコントロール:ソースビデオが、1394 ポートに接続されたデジタルビデオカメラ、または、ビデオデッキである場合には、取り込むフレーム位置を特定するのに便利な、トランスポートコントロールが画面にあります。

フリッカー軽減:フレーム取り込みの際、ソースビデオ上での画像の動きが激しいと、取り込んだフレームにちらつきが出ることがあります。このちらつきは、[フリッカー軽減] チェックボックスを選択して、軽減または削減できます。[フリッカー軽減] を使うと、解像度も多少落ちるため、画像によって結果が気に入らない場合には、このオプションを無効にしてください。

保存:プレーヤで取り込むフレームを特定したら、この [保存] ボタンをクリックし、[フリッカー軽減] オプションを設定します。取り込んだフレームが、フレーム取り込みツールのプレビュー領域に表示され、2 つの出力ボタン([ムービーに追加]、および [ディスクに保存])が有効になります。

ムービーに追加:このボタンをクリ
ックすると、取り込んだフレームが、ムービーウィンドウのビデオトラックで現在選択しているのクリップの直前に挿入されます。

ディスクに保存:このボタンをクリックすると、[名前を付けて保存] ダイアログが開き、取り込んだフレームを保存するフォルダ、ファイル名、および、画像フォーマットを選択することができます。このダイアログには、保存される画像の解像度を設定するコントロールも用意されていて、画像サイズを標準的なサイズや取り込みフレームのオリジナルサイズ、またはユーザーの入力したカスタムサイズに設定できます。

ここで選択したサイズの「アスペクト比」幅と高さの比が、取り込んだフレームと異なっている場合には、必要に応じて画像が伸縮されます。この操作により、形状の歪みが目立つ場合があります。たとえば、人物の映像が不自然に太くなったり、細くなったりします。

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