再生コントロール
プレーヤでは選択した再生モードにより、2 通りの再生コントロールのどちらかが表示されます。
通常のビデオのようにムービーを再生する場合は、標準の再生コントロールを選択してください。作成したムービーが DVD メニューナビゲーションを使用しているときは DVD 再生コントロールで、インタラクティブな画面表示メニューを使って、オプティカルディスクのように再生できます。両グループのコントロールについては下記を参照してください。
[全画面のプレビュー] ボタン: このボタンはプレビューウィンドウの右上にあり、全画面のプレビューに切り替えるためのボタンです。このボタンは両方の再生モードに適用されます。単一モニタシステムで、全画面の表示はムービー終了ととも自動的に終わります。または、スクリーンをダブルクリックするか Esc キーを押して終了することもできます。複数モニタシステムに適用する設定は、ビデオとオーディオのプリファレンスパネルの[ビデオプレビュー]オプションを参照してください。
[ビデオとオーディオのプリファレンス] オプションパネルにある [ビデオプレビュー] オプションを使うと、システムに接続されている場合は、2 台目のモニタで、全画面プレビューを直接表示できます。Studio Plus 内で、必要に応じて、プレビューを外部デバイスにも送ることができます。
次のボタンにより、プレーヤでの再生を制御します。
再生/一時停止:[再生] ボタンは、ムービーを現在位置からプレビューします。プレビューが始まると、[再生] ボタンは [一時停止] ボタンに変わります。再生が一時停止されている場合は、一時停止した場所に該当するアルバムのシーンやムービーウィンドウのクリップが選択された状態になります。スペースバーを押して、再生の開始と停止を制御することもできます。
始めに戻る:これは再生を中断し、プレビューしている映像の最初のフレームへ戻るためのボタンです。
早送り、巻き戻し これらのボタンは通常のスピードの2 倍、4 倍または10 倍の速度で早送り再生、巻き戻し再生を行います。作業したいビデオのある部分をざっと見るときに使います。ボタンを繰り返し押すと、再生スピードを選択できます。
ループ:このボタンは、現在選択しているクリップを、ムービーウィンドウで繰り返し再生します。この昨日は、アドオンエフェクトやトランジションを選択し編集する場合に特に便利です。再生ボタンのいずれかをクリックすると、ループを停止できます。[ループ] ボタンは、ループがアクティブの間、点灯します。ループは、再生速度を切り替えても維持されます。
elp_imgs/015 player buttons - jog.png" align="right" hspace="12">ジョグボタン:この 2 つのコントロールにより 1 フレームずつ前後することができます。フレームの代わりに秒、分、時間で移動するには、カウンターの該当するフィールド(下図を参照)を選択し、ジョグボタンを使って変更します。
プレーヤのスクラバー
編集したムービーやキャプチャしたビデオの見たい部分にすばやく移動するにはこのプレーヤスクラバー機能を使います。スクラバーの位置は、キャプチャしたビデオファイル(現在のシーンだけではない)や編集後のムービー(現在のクリップだけではない)の中での、現在のフレームの位置に対応しています。つまり、スクラバーのバーは、つねに表示中のコンテンツ全体の長さを表していることになります。
スクラバーを動かすと、プレビューウィンドウには現在のフレームが表示されます。ムービーウィンドウで [オーディオスクラビング]ボタンを有効にすると、スクラブするにつれてムービーのオーディオのスナッチも聞こえます。
プレビューの表示がスクラバーの動きにどこまで追従するかは、お使いのコンピュータの処理速度に依存します。プレーヤのスクラバーをゆっくり動かすと、プレビュー表示もゆっくり反応します。スクラバーの移動速度を速くするにつれて、プレビューはフレームを読み飛ばすようになります。どのぐらい速く移動するとフレームが読み飛ばされるかは、お使いのハードウェアによって異なります。スクラバーを使用して表示しているムービーの全長が長いほど、プレビューの画質も落ちます。
カウンター
カウンターは、現在の位置を、時、分、秒、およびフレーム数で表示します。カウンターのフィールドを直接変更して、表示または再生を開始する正確なフレームを選択できます。カウンターのフィールドを変更するには、変更したい数字をクリックして、新しい値を入力します。異なるフィールドに移動するには、もう一度クリックして、左および右方向矢印キーを使用します。
カウンターの横にあるジョグボタンまたは上および下方向矢印キーを使って、選択したフィールドの値を変更することもできます。
マスター音量調節レバー
このコントロールは、プレビュー再生時のオーディオの音量を設定します。これは、システムのボリューム調整ツールを使用して、サウンドカード上のマスター音量を上げるのと同じです。Studio がムービー作成モードで作成する最終作品の音量には影響しません。
右に位置する小さなスピーカーのアイコンは、再生中にマスターのミュートボタンとして機能します。
このコントロールには、上で詳しく説明した 4 つの標準的なトランスポートボタン(再生/一時停止速巻戻し、早送り、始めに戻る)に加えて、DVD プレーヤコントロールが含まれています。DVD プレーヤコントロールの説明は、ここにあります。